ケアマネージャーをしていると、日々いろいろな出来事が起こります。
利用者さんの体調の変化だけでなく、ご家族の悩み、訪問看護師さんからの問い合わせ、そしてときにはクレームのようなお話が来ることもあります。
その中でも特に注意してほしいのが「報告の早さ」です。
一人で抱え込んでしまうと、問題が大きくなってしまうことがあります。
難しい話ほど、早めにみんなで共有して解決の糸口を見つけることが大切です。
クレームが入ったとき、どう動くかが大事
先日、ある関係事業所からちょっとしたクレームのような連絡がありました。
内容は「動きが遅い」というものでした。
個人情報が関わる内容だったため、慎重に動こうとした結果、翌日に対応してしまったことが原因でした。
しかもその翌日の朝に、二度目の問い合わせをいただいてしまいました。
その事業所は個人情報について特に慎重だったため、余計に不安にさせてしまったのだと思います。
悪い話は良い話よりも早く動く
良い話はいつ聞いても問題ありません。
でも、悪い話は早く動くことで大きな問題にならずに済むことがあります。

「これってクレームかな?」
「大きな問題になるかな?」
そう思ったら、とりあえずリーダーや責任者に報告しましょう。
報告が早ければ、その分対応も早くできます。
終業間際の電話も遠慮なく報告してほしい

「もうすぐ終業時間だけど、電話が来てしまった」
「今日は早く帰らないといけないけれど、気になる連絡が来た」
そんなときも遠慮なく報告してください。
その場で全て対応できなくても大丈夫です。
みんなで共有して、対応できるスタッフに振り分けて、迅速に動ける体制が私たちにはあるのですから。
ケアマネは「チーム」で動く
ケアマネージャーの仕事は一人で行うもののように見えますが、私たちケアマネ事務所では、連絡・相談しチームで動いています。
現場で起きたことを一人で解決する必要はありません。
マニュアルにも書いてある通り、
- 「事例が起きたら報告する」
- 「皆で共有する」
- 「動けるスタッフが動く」
- 「皆で振り返りをする」
この流れがあるからこそ、依頼者のニーズにしっかり応えるサポートが続けられます。
報告用紙も活用して小さなことでも書き残す
苦情や相談があったときには専用の報告用紙も用意しています。

「こんな小さなこと書いてもいいのかな?」
そう思うことでも書いておいてください。
書いて残すことで、あとから振り返ったときに原因が見つかることもあります。
小さな違和感は大きな問題の芽であることが多いです。
「困ったらすぐ報告」これが安心できるを作る
ケアマネの業務は多岐にわたり、時間に追われることもあります。
ですが、困ったことやトラブルの兆しがあったら、すぐに報告することが大切です。
一人で抱え込まないでください。
報告が早いほど、みんなで支え合いながら迅速に対応ができます。
利用者さんやご家族に安心してもらうためにも、報告の早さはケアマネージャーとしての大事なスキルです。
また、報告しやすい雰囲気を作るのはリーダーの役割でもあります。
私たちはこれからももっと「早く報告しよう」と思ってもらえる空気を作っていきます。
スタッフの誰もが一人で抱え込まず、安心して働けるように!
「事前説明会」随時開催!

入社を悩んでいる方、今すぐではないけど入社を検討されている方等、お仕事関する疑問や不安を取り除いていただくために事前説明会を随時開催しております。
お申込みの際は、「ご希望日時」を必ず入力ください。(日程調整の上、ご返信させていただきます。)
また、事前に質問内容や確認事項などをご入力いただけますと、資料などをご用意いたします。
当日の面接(履歴書、職務経歴書、免許証(資格証明)、筆記用具持参)も可能です。
勤務日、勤務時間等のご希望を考慮致します。まずはお気軽にご相談ください。






