こんにちは。まるっとけあグループの平田です。
今回は、私たちの現場でも日々活用している「情報共有システム」について、実際の使用感や導入効果を交えてお話ししたいと思います。

医療と介護は、「連携」が命。
でも、ケアマネ・看護師・主治医・薬剤師など、関わる人が多い分、情報の行き違いタイムラグが課題になることも少なくありませんでした。

そんな中で私たちの現場を変えてくれたのが、情報共有システムでした。

私たちが使っている情報共有システム


まるっとけあグループでは、拠点ごとの地域特性に応じて以下のようなシステムを使い分けています:

  • 港北ネット(新横浜・港北区)
  • バイタルリンク(川崎エリア)
  • メディカルケアステーション(MCS)(全拠点で汎用的に活用)

それぞれの地域の医師会・訪問看護・調剤薬局と連携しやすい形で構築されているため、地域に根ざしたチーム医療の土台となっています。

現場での活用例:ケアマネ視点のリアル


ケアマネ業務では月に1回のモニタリングが基本ですが、それ以外の日常の様子までは追い切れないのが本音です。

しかし、情報共有システムを使えば:

  • 訪問診療の記録
  • 採血結果
  • 処方薬の変化

などが、ケアマネ自身の端末からいつでも確認可能です。

「このところ食欲がないようですが、先週の採血で貧血が…」
「薬が変更になっていたんですね、なるほど」

といったように、“今”の情報をもとに支援内容を調整できるようになりました。

現場での活用例:ケアマネ視点のリアル

写真が教えてくれる「本当の状態」

訪問看護スタッフが褥瘡(じょくそう)などの写真をシステムにアップこともできるため、言葉だけでは伝えにくい傷の範囲や深さも、画像があれば一目瞭然。

「この状態なら、早急にエアマットを導入しよう」「皮膚科との連携を検討しよう」といった判断がスムーズにできるようになりました。


特に医師との連携、訪問看護ステーションとの連絡において、メールやFAXでは追いつかなかったタイムライン管理ができるようになったのは、大きな進化です。


導入してわかった「人の手を増やすより、情報を整える」大切さ

私たちが感じているのは、「人を増やす」だけでなく、「情報の整備」で現場がずいぶん楽になる、ということ。

とくに忙しいケアマネさんや看護師さんの“判断の速さ”が格段に上がることで、利用者様への対応スピードが変わりました。


地域の医療介護連携は、ツールで進化する

情報共有システムは、ツールにすぎません。
でも、そのツールをどう運用するかで、現場の動き方は大きく変わります。

まるっとけあグループでは、今後もICTを味方にした“連携強化”を進めていきたいと思っています。


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