こんにちは、まるっとけあグループ本部の平田です。
今日はちょっと噛みそうな名前「居宅療養管理指導」について、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

このサービス、実は在宅医療の現場ではとても大切な役割を担っています。
簡単に言えば「訪問診療をしているお医者さんが、患者さんの生活に役立つアドバイスをして、その内容をケアマネジャーさんと共有する仕組み」です。

どんな時に使われるサービス?

例えば、ご自宅で療養されている方がいて、訪問診療を受けているとします。
その方に対して、主治医から「こういう点に注意してくださいね」といった指導が行われるんです。

この指導内容をケアマネジャーさんに共有するのが「居宅療養管理指導」です。
共有方法としては、「診療レポート」と呼ばれる書類をFAXや情報共有システム(港北ネット、バイタルLINK、MCSなど)で送ることが多いです。

どんな情報が共有されるの?

例えば、心不全の患者さんには水分の摂取量に制限が出ることがあります。
でも、水を控えすぎると今度は脱水のリスクもあります。
このような細かな指導をお医者さんが行った場合、それをレポートに記載し、ケアマネジャーさんが把握できるようにするのです。

これにより、ケアマネさんが月1回のモニタリングで「最近、水分ちゃんと取れてますか?」といった確認ができ、もし問題があれば看護師さんや先生に相談できるようになります。

医療知識がなくても理解できるの?

ここがよくある疑問です。

「お医者さんが書いた内容って専門用語ばかりで分かりにくいのでは?」とよく言われます。
実際、以前は紙カルテや手書きの診療記録が主流で、英語や専門用語が多く、読み解くのが大変だったそうです。

でも最近では、在宅医療や地域連携が重視されるようになり、できるだけ分かりやすい表現を使って記録を残すようになっています。
「誰が見ても分かるように」という配慮が進んでいるんですね。

ただし、一部どうしても専門用語が必要な場面もあります。
たとえば「意識レベル」を表す時には「JCS(Japan Coma Scale)」という医療評価の基準が使われたりします。

こうした部分はケアマネジャーさんも調べたり、必要に応じて看護師さんと連携しながら理解を深めています。

居宅療養管理指導は在宅医療の要!

居宅療養管理指導は、在宅療養を支える大切なサービスの一つです。

  • 主治医が行った指導内容を
  • ケアマネジャーさんと共有することで
  • チーム全体が同じ情報をもとに支援できるようになる

このような仕組みがあることで、在宅でも安心して療養生活を送ることができるのです。
まるっとけあグループでも、こうした連携を大切にしながら、ご利用者様の安心・安全な生活をサポートしています。

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